About us

わたしたち、「ヤラブの木」は、沖縄・宮古島の北に位置する池間島で、ヤラブ(テリハボク)の実からタマヌオイルを作る小さな会社です。

島のみんなの協力で作られるタマヌオイルが、今、小さな渦をまきはじめました。やがて、島の自然と経済と暮らしを繋ぎ直す、大きな渦へと育っていきます。

History & Vision

宮古島の北に位置する周囲10kmほどの小さな池間島で、私たちは5年間、島おこし/地域づくりの仕事をしてきました。その中で、島のお年寄りからとても多くのことを教えていただきました。それは、消えゆく島の言葉や唄であったり、伝統的な漁法や農法であったり、自然の恵みをいただく知恵や経験に培われた手業、懐かしい光景や想い出の味であったりしました。それらをただ記録するのではなく、暮らしの中に「埋め戻していく」こと、それが私たちの目指す仕事でした。
 古きよき時代を懐かしむのではなく、ここから未来を展望する鍵を探そうと手探りの日々でした。一方で、島の宝である豊かな海と集落を守るため、衰退していく防風防潮林(かつての海垣)を再生させようと、在来樹木の苗木作りをはじめました。その代表格となるヤラブ(テリハボク)の種から、実は上質なオイルが採れ、南太平洋の島々では昔から使われていることがわかってきました。
 池間島においてヤラブは、古くから伝わる豊作祈願の冒頭で「コトス マッタニヌ ヤラブヌ ナイダギ・・・(今年蒔いた種がヤラブの実のように)」と唄われるように、この島の豊かさや豊穣のシンボルでもあります。強い潮風にも負けないようしっかりと大地に根を張り、島に恵みをもたらしてくれるヤラブの木を、島の人々はとても大切にしてきたのです。少子高齢化が進む池間島において、先人たちが大切に育んできたヤラブから商品づくりを行い、高齢者でも働ける場所をつくること、さらに商品を作れば作るほど、ヤラブの防風林が豊かになっていく仕組みをつくりたいと考えました。
 2016年に授かった子どもは肌がデリケートで、毎日ワセリンで保湿しなければなりませんでした。私自身は手湿疹に悩まされ、周囲にはアトピーに苦しむ友人がいました。島に豊富にあるヤラブという素材を島の「よみがえりの種」として商品化し、肌の敏感な子どもやお母さんが安心して使える高品質なオイルを供給すること。それは、同時に島の高齢者や就労が困難な人々に種集めや下処理の軽作業を提供することができます。さらに、その原料のクオリティーを高め、収量を増やしていくために、島の共有地等にヤラブを育て、海垣を再構築することができます。島の自然と経済と暮らしをヤラブを通じて繋ぎ直す、新しい地域のデザインが見えてきたのです。この実現が私たちのミッションです。

 

 

 

 

 

ヤラブの木のスタッフ

代表 三輪智子
1987年、神奈川県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。
2010年~2012年 認定NPO法人アサザ基金にて環境教育とまちづくりの仕事に従事
2012年8月~ NPO法人いけま福祉支援センターにて島おこし事業に従事
2018年3月 ヤラブの木設立
一児の母。

事務長 三輪大介
1970年、福岡県生まれ。経済学博士。故宇井純にあこがれ沖縄へ移住。蔡温の時代から受け継がれる共同体の資源管理がテーマ。主な著書『琉球列島の環境問題』(高文研 編著)。

與那嶺輝彦
畑でバナナやパッションフルーツ、島らっきょなどを作っています。苗畑の管理や種の下処理などを手伝ってくれています。

与那覇哲夫
殻割りのプロフェッショナル。普段は一週道路に植樹したハイビスカスやヤラブの手入れをしてくれています。


パートナー紹介

池間自治会

一般社団法人池間島観光協会

NPO法人いけま福祉支援センター

 

 

 

 

 

会社概要

屋号   ヤラブの木(Yarabu Tree)
代表   三輪智子(ミワトモコ)
創業   2018年3月29日
業務内容 タマヌオイル等の製造・販売、各種企画、地域づくり全般支援

沖縄県宮古島市平良字池間266
0980-75-2501